2011年01月29日

菅原神社に奉納された算額

嘉永3年(1850)に菅原神社(一関市舞川)に奉納された算額の問題です。

正方形の中に図のように四分円が3個と、等円が2個あります。
等円は正方形と四分円に接しています。
z 等円の直径が1cmのとき、
正方形1辺の長さを求めてください。
z 斜線部分の面積を求めてください。
ただし、円周率はπとします。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/06events/pdf/h19_02.pdf

今回も中級問題には、小学4年生から85歳という高齢の方まで、幅広い年齢層から680件の
解答が寄せられました。
採点には長時間を労しましたが、投稿者の解答作成にあたっての工夫や熱意そして数学的実力
が頼もしく感じられる楽しい時間でした。
投稿者の感想は、「前回より難しい。」「和算の世界に感激した。」「考えることが楽しい問
題であった。」「このような難しい問題を解いた昔の人は偉い。」など様々寄せられました。


Posted by オボノボノ at 14:11│Comments(0)
 
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